【書評】「知的戦闘力を高める 独学の技法」自力で学習して成長していくスキルを身につける

   

読書による学習を効果的に

今回ご紹介する本は、「独学の方法」について著者のノウハウを凝縮した本です。

広告代理店、戦略コンサル、人事コンサルというキャリアを歩んできた著者は、MBAをとることなく、自分で本を読んでそこから多くを学び、コンサルとして成功を収めてきました。

著者は、コンサルに直接的に関連する経営学に関する本だけでなく、心理学、文学、音楽、歴史など多様な領域について学んできており、その学びをコンサルでの仕事にも生かしてきているようです。

ぼくが興味関心がある領域が似ていることもあり、そして偶然もあり笑、著者の本を他にも拝読したことがありますが、広い知見に裏付けられた持論を展開されており、読み応えがありました。

独学システムの4つのモジュール

著者は、独学により学びを深めていくには4つのプロセスがあると言います。

「戦略」「インプット」「抽象化・構造化」「ストック」の4つです。

まずは、自分がどんな領域について知見を深めていきたいか、その分野や方針を決める必要があります。

決めた領域についてはインプットを行い、やらないと決めた分野はスルーしていきます。

限り有る時間・労力・お金の配分先を決め、やることとやらないことを決める戦略立案は、独学においても必要不可欠です。

また、読書を通じてインプットした情報を、使えるカタチに昇華させておく必要があります。

インプットした情報から、どんなことがいえるのか、実生活に生かせるどんな教訓が得られたのか、を抽象化・構造化していきます。

こうして得られた学びを溜めていき、使える学びを蓄えていくわけです。

まとめ

今回は、読書を通じた独学の方法についてまとめられた本を紹介しました。

本の中には、著者のおすすめ本も紹介されており、興味関心の近い人には参考になるリストだと思います。

読書に限らず、身のまわりで起きている出来事やモノからも学べることが多く有ると思います。

アンテナを高くし、感度良くいろいろな刺激に反応し、そこから学びを引き出していく貪欲な姿勢が実は一番重要なのかもしれません。

「どんなことからも学べることはあるはずだ」と信じることからはじめるだけでも随分と自分を変えられるかもしれません。

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