不安をやわらげる具体的なメソッド!SMAモデルで事前シミュレーションをする

   

先が不安なときの対処法

チャレンジングなタスクに取り組むときはどうしても不安になってしまいます。

何から手を付けていいかわからず、具体的にどんな行動をとればいいのかわからなくなり、戸惑ってしまうため不安になります。

先のコトが見えないときは人間はどうしても不安な感情をいだいてしまうもののようです。

旧石器時代とかだと人間も大自然の中で生きていましたので、よくわからないことに対する不安は生存の上で欠かせない役割を果たしていたと思います。

よくわからないものは、自分たちを危険にさらす可能性もありますので、不安という危険探知信号が反応するのはとても重要なことだったわけです。

ですが、この信号も度が過ぎると困ったものです。

心身が萎縮して、頭が働かなくなってしまい、冷静な判断ができなくなってしまいます。

本領を発揮できず、悔しい思いをすることもままあります。

今回は、先が見えない不安をいかにコントロールするのか、その具体的な対処法を紹介したいと思います。

SMAモデルを用いたイメージトレーニング

不安になるにはきっかけが必要です。

自分に危険を感じさせる状況(situation)に直面した際に、不安をいだきます。

なにもそうしたきっかけがなければ、平常な状態を維持できるはずです。

また、同じ状況に直面していても不安になる人とそうでない人がいます。

この両者にはどんな違いがあるのでしょうか。

ぼくが思うに、2つの観点で不安への準備ができているいなかの違いだと思います。

不安を引き起こす状況に直面したときにどんな心構え(mindset)でいるか。

そして、自分がとる行動(action)を具体的にイメージできているか、です。

この状況・マインドセット・行動の3つの観点が不安を引き起こしていいるというモデルに基づいて、それらを言語化し、イメージトレーニングを重ねることで不安を低減できるとぼくは考えています。

S(situation)

自分が不安になる状況、恐れている状況を言語化していきます。

「上司に怒られたとき」「大きなミスをしてしまったとき」「人前でプレゼンをしなければならないとき」「嫌いな同僚と話さなければいけないとき」などなど、なるべく具体的に、イメージがしやすいように言葉にしていきます。

M(mindset)

次は、マインドセットです。

先ほど書いた状況に対して、どんな心構えで臨んでいくのか言語化していきます。
「なるようになる」「自分ならできる」「失敗しても死ぬわけではない」「もし失敗してもそれはフィードバックであり成長に必要なものだ」「自分だけでなく上司にも失敗の原因があるかもしれない」などなど。前向きなポジティブな心構えを持つようにします。

A(action)

最後は、具体的にどんな行動を自分はとるのかです。

行動に移すことで、新たな気づきが得られたり、行動した実績自体が自分の自信になり、不安が和らぐものです。

「プレゼン本番前に友人3人の前で練習させてもらう」「上司と話すときはこっそり録音しておく」「指摘を受けたあとには自分なりの理解と今後気をつけるポイントを整理して再度上司とすり合わせる」といったところかと思います。

イメージトレーニング

最後は、3つの観点から言語化した内容を基に、できるだけ詳細に状況を想像しながらイメージトレーニングをしていきます。

自分と他の関係者全員を見下ろす立場にいる想定で、どんな状況にあって自分や他者はどんな心理状態にあり、そしてどんなアクションをとるのか。

このイメージをできるだけリアリティをもって行うことで、将来に対する予測が自分の中で立つようになります。

全く想像ができなかった(どうしても避けていた)これから起こりうる出来事が少しでも予想がつくようになれば、不安な気持ちも和らいでいきます。

まとめ

今回は、「不安」の対処法をご紹介しました。

SMAモデルに基づいた言語化を行うときは、実際に手を動かしてみるのが大切です。

A4の紙を三分割して書いてもいいですし、パワポでまとめてもいいかもしれません。

とにかく手と頭を動かして言語化をしていくのが大切です。

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