自己イメージが脅かされると不安になる!失敗経験を過大解釈しないのがポイント

      2017/11/26

自己イメージが脅かされると不安になる

だれしも、自分が自分に抱いているイメージ(優秀、やさしい、信頼できる、自信があるなどなど)を持っています。

この自己イメージが脅かされると不安を感じ、自分を信じられなくなったり、目の前のことに集中できなくなったりしてしまいます。

今回は、こうした自己イメージに疑問を感じてアイデンティティが脅かされるときの状況や対策についてまとめたいと思います。

他者評価が自己イメージと合わない場合

他者からの指摘をきっかけに、自己イメージに疑問を抱くことがあります。

上司から「立ち振舞に自信がないのでもっと堂々と話すように」とのフィードバックを受けたとします。

しかし、当の本人は「自信満々な自分」が自己イメージと認識していたとすると、本人は自分のアイデンティティが脅かされ、本当の自分がどんな人間なのかわからなくなり、混乱してしまいます。

このように、他者からのちょっとした一言や評価が自分の自己イメージと合致しないときに強く不安になってしまいます。

自分の行動が自己イメージに反すると自覚した場合

他者からの指摘がなくても自己イメージと自分の言動の不一致に自分自身が気づいてしまう場合もあります。

これまで自分は人前で話すのが好きな人間なのだと認識していたとします。

しかし、ちょっとしたイベントで数人の前で話すだけのときにとても緊張してしまい、頭が真っ白になってしまった体験をしたとします。

すると、自分に起きた異変から、自分がこれまでもってきた「人前に出たがる自分」という自己イメージに疑問を感じてしまうのです。

例えば、その数人の中に自分の上司がいたり、たまたま他のことが心配で頭がはたらかなかったりするような不慮の自体による結果だとしても同じように錯覚してしまうものです。

グレーゾーンの存在に気づく

自己イメージに疑問が生まれて不安になり、自分の感情をコントロールできなくなった自分の経験を振り返ると、少し極端な思考をしていたケースが多かったように思います。

過去に多くのプレゼンの機会で成功を収めてきたにもかかわらず、一度失敗しただけで「自分は人前にでるのが苦手なんだ・・・」と思ってしまったり、常に人の話に丁寧に耳を傾けてきたが、たった一度自分が非常に忙しかった時に人の話を無視してしまっただけで「自分は他人を尊重しない人間なんだ・・・」と思ったりしてしまっているのです。

つまり、たった一度のミスやすれ違いを過大解釈してしまい、必要以上に自分を責めてしまっているのです。

こうした白黒の二択で判断するのをやめ、たまにはうまくいかない場合もあるというグレーゾーンの存在を許容してあげる必要があるわけです。

長期的視野で判断する

自己イメージを必要以上に否定してしまう際には、自分の特徴を短期的に評価してしまっています。

ときには自己イメージに反する言動をしてしまうこともあるものの、長い目で見れば基本的には当てはまる自己イメージなら、自信を持って自分のアイデンティティであると考えていいと思います。

少しの反例や短期間での結果だけから自己イメージの判断をするのは早計なので、長い目で見て自己イメージを掴んでいくのが望ましいと思います。

まとめ

今回は自己イメージに疑問を感じた際に陥る不安な心理状態について整理しました。

こうした際には、必要以上にうまく行かなかった経験を過大評価してしまっていることが多い点を指摘しました。

こうしたバイアスの存在に気づいて、落ち着いて自己イメージを探っていくのがベターだと思います。

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