考え方を変えれば不安やパニックは克服できる!本を読んで認知行動療法を実践しよう

   

今回は少し毛色を変えて、心のケアについて書きたいと思います。新しいことにチャレンジするは、どうしても不安や緊張をしてしまう方は少なくないのではないでしょうか。あるいは、日常的に些細なことで強い不安を感じたり、パニックになってしったりするかたもいらっしゃるかと思います。こうした不安やパニックにもいろいろなものがり、パニック発作や対人恐怖(社会不安)、恐怖症、PTSD、強迫性障害など、さまざまな不安障害があります。こうした不安やパニックに悩まされ、自分の本来の力を出せずに悔しい思いをしている方もいらっしゃるかと思います。あるいは、感情をコントールできず、新たな挑戦に二の足を踏んでしまうこともあるかと思います。かくいうぼくもそんな一人でした。しかし、こうした不安やパニックは、自分の考え方を修正していくことで改善することができます。

考え方を変えることで、こうした心の問題を治療する方法を、「認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy: CBT)といいます。もう少し詳しく説明すると、心の病気の原因となっている否定的な思考や認知の仕方を変えたり、行き詰まりの原因となっている自虐的行動のパターンを変えていく治療法のことです。従来の薬に頼った治療法ではなく、カウンセラーとの対話などによって治療が行われていきます。

この認知行動療法を読書を通じて、実践していける本をご紹介します。デビッド・D・バーンズ博士の著書「不安もパニックも、さようなら 不安障害の認知行動療法:薬を使うことなくあなたの人生を変化させるために」です。バーンズ博士は、うつにフォーカスしたCBT実践のための著書「〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法」も執筆されています。これをベースに、不安やパニックに対象を変え、読書が実際に手を動かしながら取り組めるワークブック的要素も追加したのが本書です。少し値が張りますし、厚い本ですので面を食らうかもしれませんが、読後の効果は絶大で非常にオススメの本です。

読者の心理状態を測定したいり、不安やパニックの原因となっている思い込み、患者の特徴のパターンとその治療方法などが豊富に紹介されており、適宜、著者が自分で考えてテキストに書き込みながら理解を深めるための課題も散りばめられています。この課題に取り組むことで、自分自身の状態を把握し、治療法を自分にも適用していくことができ、症状を改善していけるようになっています。

取り組むときのポイントは、ちゃんと自分で手を動かして課題に真摯に取り組むことです。著者も繰り返し、ちゃんと課題に取り組むように注意をしてきます笑。もちろん読むだけでも効果はあると思いますが、ちゃんと書いて言語化をしていくことで、自分の頭を整理していくことができます。ただ読んだだけのときよりも効果は大きくなると思いますので、ぜひ、実際に課題には取り組んでいくのをおすすめします。

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