仮説思考に必要不可欠な「直感」を磨く方法

   

前回、仮説について、定義やその立て方について紹介しました。その際には問いかけに対する直感的な答えをベースに、それを徐々に根拠付けていくことで、いい仮説へとブラッシュアップさせていく方法を説明しました。この際、初期のたたき台となっている思いつきの仮説や、仮説のブラッシュアップのところはブラックボックス化されており、個人の直感に依存するものと言えます。ゆえに、うまく仮説を立てる力(仮説思考と呼ぶことにします)を向上させるには、直感を鍛えることが必要不可欠なのです。そこで、今回は、直感を鍛えるための方法を紹介したいと思います。

まず、直感とは何なのかについて確認するところから始めたいと思います。直感とは、「無意識に脳が出す答え」のことです。誰か(仮にAさんとします)にプレゼントを買おうとしていたとします。店を幾つかまわっていると、「なんとなく」良さそうなプレゼントを見つけて、これならAさんも気に入ってくれるかもしれない、と思ったとしましょう。これは、過去にインプットされたAさんについての情報(性格や好きなもの、嫌いなもの、趣味、すでに持っているもの、など)を基に、自分の脳が無意識に判断して出した結論なのです。したがって、自分が過去に脳にインプットした情報に依存して直感は働くことがわかります。

以上を踏まえ、直感を磨くためにぼくが実践している方法を3つ紹介したいと思います。

  1. 本を乱読する
  2. WEB上の情報に多く触れる
  3. 身のまわりのことをこまめに観察する

まず、本や雑誌などを多く読むことです。この際、完璧主義にならないことがポイントです。すべての情報をしっかり記憶しよと思うと挫折してしまいます。たとえ思い出すことができなくとも、一旦視覚から入った情報は脳の潜在記憶に蓄積されているので、それを信じて多くの書籍に触れることを重視しましょう。

次は、ネットを活用した方法です。自分が気になることがあったらこまめ検索して調べて見るようにします。もし、具体的にテーマが決まっていて、習慣的に情報に触れたいのであればGoogleアラートを活用するのもいいと思います。

最後は、日常的に身のまわりの状況や出来事を観察することです。すれ違う人の様子を観察してみたり、友人の言動を観察しておくことを習慣にしておきます。日常的に観察をすることで、いろいろな気づきができる様になっていきます。また、具体例を多く自分の頭に入れておくことで、似ている場面に直面した際には、類推により判断ができるようになっていきます。

一言で言えば多くの情報を継続的に蓄積する習慣を身につけることが重要ということです。
ぼくもまだまだ道半ばですので、またいい方法などが見つかればご紹介させていただきます。

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