NLPのテクニックを使い、自分自身をシステマチックに変えていく

   

新しいことに挑戦するときには、いろいろな不安や焦りで胸がいっぱいになってしまうことがあります。「本当にうまくいくだろうか」「どうせぼくはできないんだ」「自信がない」などなど、ネガティブな心の声で頭がいっぱいになってしまう人も少なくないと思います。もちろん、何事もポジティブに解釈し、臆することなく新しいことに立ち向かっていける人もいますが、そうでない人のほうが圧倒的に多いように感じています。多くの人は、新しいことをはじめても前述のような不安から挫折し、途中でやめてしまったり、そもそも始めることすらできないです。

新しいことにチャレンジするためには、こうした不安や焦りをコントロールしながら、自分のメンタル面をよい状態に保つことが必要不可欠といえます。今回は、挑戦の障害となる、メンタル面の課題を克服するための方法について書いていきたいと思います。

新しいことや難しそうなことに直面した際に感じる、こうした不安や焦りは後天的に学習した反応です。産まれて間もない赤ん坊は、何度も立ち上がろうとしては失敗して転ぶように、なんどもなんども失敗を重ねながら徐々に生活していくのに必要なスキルを獲得していきます。その際には、失敗してうまくいかないことに対する不安や、早くできるようにならないと、といった焦りは感じられません。つまり、生まれたときは人間は新しいことに挑戦して、失敗したりうまく行かなかったりすることに対して、何らネガティブな感情を抱いていないのです。

しかし、親からの「ありがたい」しつけや、学校での先生からの「良心的な」指導のお陰で、失敗やミスによるネガティブな面ばかりが強調されて教え込まれ、うまくいかないことへの不安や焦りを学習していき、大人になっていきます。

もう少しこの学習のプロセスを整理してみましょう。例えば、学校の国語の授業で自由に自分の夢について作文を書く宿題が出されたとします。あなたは、自分が憧れていた俳優になりたいんだ、という夢について、精一杯文章にしてまとめました、しかし、いざそれをクラスのみんなの前で発表してみると、先生や他の生徒から「お前には無理だ」とか、「人前で話すのもろくにできないんじゃ無理だろうね」などと揶揄されてしまいました。そして、あなたはとても恥ずかしい感情を抱いたとします。その結果、「自分がやりたいと思うことよりも自分ができそうなことをやらなけれな行けないんだ」ということを学習してしいます。「自分が本当にやりたいことを人に話したら揶揄された」という体験から、「恥ずかしい」という感情をいだき、「できることを自分はやらなければいけない」ことを学習した例、と解釈できます。この学習とは、自分の脳に考え方や気づいたことをプログラムした、とも言えます。このように、過去の体験やそのときに抱いた感情、学んだ思想がセットになって脳に刷り込まれて(プログラムされて)いくことで、自分の性格は形作られていくわけです。

しかし、こうしたプログラムは、コンピュータのプログラム同様書き換えることができます。こうしたノウハウを蓄積し、体系化されているのが「NLP」です。NLPは、自分の行動と感情を一致さえることで自分が臨む心理状態へと自分自身を導くアンカリングのテクニックや、目標達成のために必要なプロセスを分解し、まとめたTOTEモデルなどがあります。こうしたスキルを活用することで、少しずつ自分に刷り込まれているプログラムを更新していけます。

NLPの基本的な考え方が紹介され、実践方法も多く取り上げられている以下の本が非常に参考になりましたので紹介します。

今日から使えるNLP
仕事や恋愛やコミュニケーションのとり方など、シーン別に多くのテクニックが紹介されているため、取り組みやすい本になっています。

長い時間をかけて刷り込まれて形成されたのが今の自分の性格ですので、なかなかすぐには成果は上がらないかもしれませんが、着実に変化していくことが実感できます。僕もまだまだ勉強中であり、実践中ですので、新しく何か気づいたことはまたシェアしていきたいと思います。

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