考える力を養い、あらゆる活動に生かせる基礎スキルを磨く「メモ書き」

   

「考えること」の重要性はや必要性は、誰もがよく耳にされてきたことと思います。子どものころから、親、教師などの周りの大人たちから、「もっとよく考えなさい」、「考える力を養うましょう」とよく言われてきました。

しかし、「考える」ということは一体どんなことなのか、と問われるとなかなか明快に回答できないのが実情ではないでしょうか。哲学者のように抽象的なテーマを扱ったり、学者のように一部の専門家だけが上手にできることなのでしょうか。特殊な訓練や学習をしないとできないようなことなのでしょうか。僕は、違うと思います。

「考えること」とは、「頭の中に浮かんでいることを言葉にすること」である、と僕は定義しています。自分の頭の中にぼんやりとイメージができていること、思いついたことを、言語化して、自分自身が客観的に認識でき、他者にも伝達できるように変換することが、「考えること」です。

考えることは言葉にすることなので、声に出す(心の中で声に出すことも含む)か、文字に書きあらわすかの、どちらかの形態をとることとなります。そして、心の中だけで言葉にしているよりも、声に出したり紙に書き出したりすることで外に一旦出して、耳や目から再度インプットできる方が、気付きが生まれやすいです。自分の頭の中だけで考えていたときは行き詰まっていたことが、人に話してみると、ただ話しただけで問題が整理されていく感覚を感じたことがある人もいるのではないでしょうか。また、悩みを紙に書き出してみると、それまで気づかなかったポイントに気づいたりもします。

考える力を養うための有効なトレーニングに「メモ書き」があります。こちらはゼロ秒思考という本で紹介されているメソッドで、A4の紙に一つの問いに対して自分が思いついたことを一分以内に書き出していくトレー二ングです。

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

漫画版もあります。
マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング (まんがでわかるシリーズ)

自分の頭の中で悶々としていたことがどんどんクリアになっていき、とてもすっきりした感覚を味わうことができます。また、言葉にするスキルが向上していくので、コミュニケーション能力(自分が言いたいことを言葉にするスキル)も高められます。ぼくもはじめて2年ほどになりますが、文章を書くスピードが向上したり、客観的に自分の考えていることを批判したりする力が向上してきた実感があります。また、メンタル面でも効果があり、モヤモヤしていた感情が落ち着いたり、やるべきことが明確になって不安が解消されたりした経験が多くあります。

言葉にするスキルは、仕事や勉強、日常的な会話などあらゆることの基礎となるスキルですし、あらゆる分野に活かすことができるのが、このゼリ秒思考のメモ書きというメソッドです。このブログでもこのメモ書きを活用した、スキルアップや思考の手法を紹介していけたらと思います。

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