何かをはじめる人に、役立つ情報を。

【書評】世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?自分なりの基準をもつ重要性

 
この記事を書いている人 - WRITER -

論理・理性だけでは困難な時代に

今日は、VUCAな時代であると言われています。

VUCAとは、Volatility(不安定)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)の頭文字をつなげた略語であり、現代の予測や論理的な説明が難しい、社会・経済状況の現状を表した言葉です。

今日では、データやファクト、理論に基づいた分析的なアプローチだけで問題を解決するのは難しく、理性的、論理的な思考だけでは対応しきれない時代にあると本書では指摘しています。

自然と感じる感覚や直感を基に、意思決定をしなければならない時代にあると言います。

これからの時代は美意識を鍛える必要がある

感性を生かした直感的な判断により、物事の「良い」「悪い」を判断するには、その基準が必要となります。

感覚的な判断とは、真(偽りのない本物)・善(正しさ)・美(美しさ)を感じ取り、見抜くことであり、こうした真善美を判断する基準「美意識」を鍛えていくことが求められます。

美意識を鍛える方法

重要視されている美意識を鍛えるにはどうして行けば良いのでしょうか。

本書では、絵画・哲学・文学・詩といった芸術に親しむ必要があるとしています。

絵画であれば、何が描かれていて、それらはどんな状況にありその後何が起こりそうか、そして自分はそれに対してどんな感覚を抱いているのか。

作品と自分自身の内面を観察していくことで、美意識が磨かれていきます。

こうした芸術をよく知ることで、良し悪しを感覚的に感じとる力を養っていきます。

美意識を鍛えて自分なりの基準を持つ

芸術に触れた際の、自分の感覚に目を向けていくことで、自分自身の中に基準が出来上がっていきます。

金や社会的地位、誰かが決めた基準を鵜呑みにしてしまうのではなく、それらを疑いつつ、自分なりの判断基準を養っていくのが大切です。

例えば、オウム真理教の信者には多くの高学歴な人材がいました。彼らは学力が高いものの、美意識に欠けて自分なりの判断基準を持っていなかったことにより、他者が決めたシステムの中で思考停止状態に陥ってしまっていたと言えます。

テストの点数や偏差値といったものだけでなく、感性的な力も学んでいき、「自分」を持つことが重要です。

まとめ

今回は、今日に必要とされる「美意識」について説いた書籍を紹介しました。

こうした直感的、感性的な領域はぼく自身が課題を感じている分野であり、目から鱗の内容でした。

美術館などにもどんどん足を運び、自分なりの感性を磨いていきたいと思います。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© ショシンシャのための情報発信所 , 2017 All Rights Reserved.