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書評「3月のライオン」

 
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今回は、ぼくのオススメの漫画を紹介したいと思います。映画化もされており、すでに注目度の高い作品ですのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、「3月のライオン」です。

Kindle購入に合わせて既刊単行本をすべて一括購入しました笑。

中学生にしてプロ棋士となった天才的な主人公・桐山零が、複雑な家庭環境や人間関係の中で、少しずつ棋士として、人間として成長していくストーリーです。ぼく自身が、我を見失い、悩み、もがき、苦しんでいる時期にこの漫画に出会いました。将棋の世界のイメージ通り、落ち着いた淡々と進んでいくシーンもあれば、主人公・桐山零が感情的になり我を忘れてしまう人間臭いシーンもあります。主人公が出会った、か弱くも強い絆を感じさせる川本一家との微笑ましいやりとりにはとても癒やされます笑。

また、本編からは作者の登場人物に対する思い入れの強さというか、優しさが感じられます。主人公の対戦相手となる多くのキャラクターには、それぞれの人生という物語が作者によって作り込まれています。各キャラクターの葛藤や挫折、喜び、悲しみが作中では丁寧に描かれており、ひとりひとりのキャラクターに思わず感情移入してしまいます。

この漫画は、読後、不思議な感覚を抱かせてくれます。漫画を読んでいてはずなのに、詩を噛み締めているような、小説の世界にどっぷりと浸かりこんだ後のような、不思議な感覚です。そして、自分の心が癒やされていく、そんな感覚がするのです。

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